あれこれ雄弁に書かなくても
余計な説明しなくても

選手の表情が全て。

昨日の全日本記者会見でそう思った。

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恐らく、今回
中田監督の下で初めてプレイする選手は
我々以上に緊張していた筈。

ただ、選手の生き生きした表情が
今の全日本の雰囲気の良さを物語っている。

変な話、顔に生気がなくては
良いプレイは出来ない。
だから、顔は大事。
目と表情は、全てを物語る。

これを面構え、という。


後は、このチームが何を学び
どんなチームに仕上がっていくのか
色々興味は尽きないが

あれこれ言っても、知りたいことは
「全日本が世界に通用するのか?」

最後はそれに尽きる。

では、昨日の記者会見で、まだ紹介していない部分を抜粋して掲載させて頂く。

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中田久美監督のコメント

「今シーズン、5つの強化ポイントを選手たちに伝えている。スピード、正確性、連係、ケタ外れの集中力、そして世界に負けない強さ。今シーズンは時間がない中で試合をやりながらチームを作っていくことになると思うが、あくまでも勝ちにこだわり続け、2020年、伝説に残るチームを作り上げたい」

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以上のことを踏まえ、当面の目標として来年、日本開催で行われる
「世界選手権でベスト6に入る」
これを掲げた。

※前回大会の2014年は7位。

 
改めて整理すると、今年の全日本は三大会のみの出場。


今年の出場大会は下記の3つ。

・FIVBワールドグランプリ2017
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予選ラウンド第1週
7/4(火) ~ 7/10(月) アペルドールン(オランダ)

予選ラウンド第2週
7/11(火) ~ 7/16(日) 宮城県仙台市

予選ラウンド第3週
7/17(月) ~ 7/23(日) 香港(ホンコンチャイナ)

決勝ラウンド
7/30(日) ~ 8/6(日) 南京(中国)



・アジア選手権大会
8/7(月) ~ 8/17(木) マニラ(フィリピン)


・ワールドグランドチャンピオンズカップ
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東京大会 9/3(日) ~ 9/6(水)

名古屋大会 9/7(木) ~ 9/10(日)


ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

その分合宿期間が長くなる。

第1回国内合宿味の素トレセン(東京)
5/16(火) ~ 6/29(木)

 FIVBワールドグランプリ2017事前合宿
アペルドールン(オランダ)
6/30(金) ~ 7/3(月)

第2回国内合宿味の素トレセン(東京)
8/18(金) ~ 9/2(土)


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最初の合宿は既に始まっており、来月末までのロングラン。
フェルハトコーチの指示の下、基礎をみっちりやって、実戦で試して、反省、修正するの繰り返しと見られる。

これを数年間に渡り実施し、試した集大成を東京で出す、と思われる。

先日のバレーボールチャンネルではワールドカップへ出場して、成果を試すと中田監督は仰っておられたが、オリンピックの出場権を持つ日本がどういう立場で出るのかは「?」

ともあれ、OQTもなく、世界選手権の予選もなく、最も恵まれた状況である以上、メンバーを固めて、基礎からみっちり濃密なバレーボールの組み直しが行われるものと見られる。


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まずは7月7日(金)からの「ワールドグランプリ」が今年の全日本の最初の大会。

まだまだ1ヶ月以上先の話だが、果たしてどんなメンバーで臨むのか、今から楽しみだ。