今年、体制一新された新生全日本。
昨年までのレギュラー選手の多くが姿を消した。
そんな中、甲乙つけ難いのがミドル勢。
高さのある岩坂選手、最高到達点日本最高を誇る松本選手。
そしてスピードとブロックも冴える奥村選手。
そして、三回のオリンピック出場を誇るロンドンオリンピックのメダリスト。
元全日本キャプテン・荒木絵里香選手。
その中にあって、トレードマークのブロードで一際輝く島村春世選手。
この数年、全日本ではミドルでは点が取れない、が通説だった。
それを覆した一人である。
島村選手の全日本定着のきっかけは2015年。
この年からオーソドックススタイルに戻した全日本は躍進めざましいNECレッドロケッツより島村選手を抜擢。
ワールドカップの前哨戦・ワールドグランプリでチーム最多のブロック本数を引っ提げ、一躍本線出場を果たす。
この年のかつやくがきっかけで全日本に定着するのだが、更なる飛躍のきっかけは2016年。リオデジャネイロオリンピック・世界最終予選。
リオ本線の人選を兼ねたこの大会にて、島村選手のハイライトは最終戦となったオランダ戦。
かつてU-23世界選手権でコンビを組んだ田代佳奈美選手は終盤、島村選手のブロードを多用。 チームで3番目となる15得点を上げ、合格点を出す。
この活躍でリオへの切符を掴む。
だが、オリンピックは甘くなかった。
日本は準々決勝で敗退。
ここで引退する選手と東京を目指す人間とに分かれた。
勿論、島村選手の目指すのは東京オリンピック。
ここで全日本女子バレーボールチームの監督が中田久美監督にスイッチ。
新たな人選のスタートとなる。
ところが、島村選手にとって2016/17シーズンは思う通りの活躍とは行かなかった。
特にサーブを武器とする上野選手と併用される。チームは前半戦こそもうひとつだったものの、体制が固まり、サーブを主体とした攻撃力の上昇でグングン上向き。連戦連勝で堂々の首位通過をもぎ取る。
勢いに乗るNECはファイナル6も首位で通過し、迎えた久光製薬スプリングスとの死闘を共にフルセットで下し、2年ぶりの栄冠に輝く。
この活躍が認められた島村選手は新体制なった全日本へ駒を進める。
だが、一からリセットされた全日本。
ライバルも増えた。
新たな主将となった長身の岩坂名奈選手。
そして全日本最高身長を誇る松本亜弥華選手。
スピードとブロックが信条の奥村麻依選手。
ライバルも装い新たとなる中、島村選手は持ち味のブロードを活かして大暴れ。
ハイライトは中国戦。
この試合、3-1と敗れたものの、島村選手はスタートから名を連ね、獅子奮迅の大活躍。
チームのベストスコアとなる21得点を上げる。
この数年間、全日本のミドルで20得点を超えた選手は見たことがなく、Vリーグでも滅多に見ないスコアを大一番で見せ、存在感を大いにアピールした。
続くアジア選手権。
ここで更に強力なライバル・荒木絵里香選手が全日本復帰。
しかし、島村選手の自信は揺るがない。
チャイニーズタイペイ戦で15得点を上げベストスコア。
アタックを決め、弾ける笑顔。
もう、点の取れないミドルとは言わせない。
そこにはリオデジャネイロオリンピックをへて、一枚も二枚も大きくなった島村選手の姿があった。
アジア王者として凱旋帰国した今、残すは今年最後にして、唯一の日本開催となるグラチャン。
既にオリンピアの称号を得た。
次に目指すはメダリストへの道。
伝説に残るチームの一員として
新たな東京オリンピックにその名を刻むために、全日本に島村あり、とその名を刻むために。
島村選手は闘いに身を投じていく。
ガッツプレイでチームを鼓舞し、熾烈なライバル争いに勝ち、東京オリンピックへと駒を進めるため。
その先にこそ、待ちに待ったメダリストへの道。
そのためにも、今はひたすら獅子奮迅の働きあるのみ。
昨年までのレギュラー選手の多くが姿を消した。
そんな中、甲乙つけ難いのがミドル勢。
高さのある岩坂選手、最高到達点日本最高を誇る松本選手。
そしてスピードとブロックも冴える奥村選手。
そして、三回のオリンピック出場を誇るロンドンオリンピックのメダリスト。
元全日本キャプテン・荒木絵里香選手。
その中にあって、トレードマークのブロードで一際輝く島村春世選手。
この数年、全日本ではミドルでは点が取れない、が通説だった。
それを覆した一人である。
島村選手の全日本定着のきっかけは2015年。
この年からオーソドックススタイルに戻した全日本は躍進めざましいNECレッドロケッツより島村選手を抜擢。
ワールドカップの前哨戦・ワールドグランプリでチーム最多のブロック本数を引っ提げ、一躍本線出場を果たす。
この年のかつやくがきっかけで全日本に定着するのだが、更なる飛躍のきっかけは2016年。リオデジャネイロオリンピック・世界最終予選。
リオ本線の人選を兼ねたこの大会にて、島村選手のハイライトは最終戦となったオランダ戦。
かつてU-23世界選手権でコンビを組んだ田代佳奈美選手は終盤、島村選手のブロードを多用。 チームで3番目となる15得点を上げ、合格点を出す。
この活躍でリオへの切符を掴む。
だが、オリンピックは甘くなかった。
日本は準々決勝で敗退。
ここで引退する選手と東京を目指す人間とに分かれた。
勿論、島村選手の目指すのは東京オリンピック。
ここで全日本女子バレーボールチームの監督が中田久美監督にスイッチ。
新たな人選のスタートとなる。
ところが、島村選手にとって2016/17シーズンは思う通りの活躍とは行かなかった。
特にサーブを武器とする上野選手と併用される。チームは前半戦こそもうひとつだったものの、体制が固まり、サーブを主体とした攻撃力の上昇でグングン上向き。連戦連勝で堂々の首位通過をもぎ取る。
勢いに乗るNECはファイナル6も首位で通過し、迎えた久光製薬スプリングスとの死闘を共にフルセットで下し、2年ぶりの栄冠に輝く。
この活躍が認められた島村選手は新体制なった全日本へ駒を進める。
だが、一からリセットされた全日本。
ライバルも増えた。
新たな主将となった長身の岩坂名奈選手。
そして全日本最高身長を誇る松本亜弥華選手。
スピードとブロックが信条の奥村麻依選手。
ライバルも装い新たとなる中、島村選手は持ち味のブロードを活かして大暴れ。
ハイライトは中国戦。
この試合、3-1と敗れたものの、島村選手はスタートから名を連ね、獅子奮迅の大活躍。
チームのベストスコアとなる21得点を上げる。
この数年間、全日本のミドルで20得点を超えた選手は見たことがなく、Vリーグでも滅多に見ないスコアを大一番で見せ、存在感を大いにアピールした。
続くアジア選手権。
ここで更に強力なライバル・荒木絵里香選手が全日本復帰。
しかし、島村選手の自信は揺るがない。
チャイニーズタイペイ戦で15得点を上げベストスコア。
アタックを決め、弾ける笑顔。
もう、点の取れないミドルとは言わせない。
そこにはリオデジャネイロオリンピックをへて、一枚も二枚も大きくなった島村選手の姿があった。
アジア王者として凱旋帰国した今、残すは今年最後にして、唯一の日本開催となるグラチャン。
既にオリンピアの称号を得た。
次に目指すはメダリストへの道。
伝説に残るチームの一員として
新たな東京オリンピックにその名を刻むために、全日本に島村あり、とその名を刻むために。
島村選手は闘いに身を投じていく。
ガッツプレイでチームを鼓舞し、熾烈なライバル争いに勝ち、東京オリンピックへと駒を進めるため。
その先にこそ、待ちに待ったメダリストへの道。
そのためにも、今はひたすら獅子奮迅の働きあるのみ。
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